国際アンデルセン賞(Hans Christian Andersen Awards)は、1953年、IBBY(International Board on Books for Young People)によって創設された、子どもの本の作り手に贈られる国際的な賞です。永らく子どもの本に貢献してきたと認められる、現存する作家および画家の全業績を対象に、IBBY各国支部から推薦された候補者の中から、国際選考委員会によって選ばれます。その選考水準の高さから、世界的に「Little Nobel Prizes(小さなノーベル賞)」と称され、児童文学の質の向上にはかり知れない影響を与えています。受賞者には、2年に一度開催されるIBBY世界大会において、賞状とアンデルセンのプロフィールが刻まれたメダルが贈られます。
Beatriz Maria Ana Ferro(アルゼンチン)
Lene Mayer-Skumanz(オーストリア)
Bartolomeu Campos de Queiros(ブラジル)※
Qin Wenjun(中国)
Iva Prochazkova(チェコ)
Fatima El Maadoul(エジプト)
Marie Desplechin(フランス)
Voula Mastori(ギリシャ)
Kate Thompson(アイルランド)
谷川俊太郎(日本)
Iuliu Ratiu(ルーマニア)
Jan Navratil(スロヴァキア)
Maria Asun Landa(スペイン)
Jurg Schubiger(スイス)
David Almond(英国)※
Alicia Salvi(言語学・児童文学者/アルゼンチン)
Annemie Leysen(評論/ベルギー)
Francine Sarrasin(美術史/カナダ)
Nadia El Kholy(児童文学者/エジプト)
Isabelle Nieres Chevrel(文学・比較文学者/フランス)
Bill Nagelkerke(図書館青少年サービス/ニュージーランド)
Nataliya Avgustinovich(美術評論家/ロシア)
Maria Jesus Gil(出版社/スペイン)
Helene Schar(編集者/スイス)
Junko Yokota(児童文学者/アメリカ)
リンドグレン賞(The Astrid Lindgren Memorial Award)は、2002年に亡くなった『長くつ下のピッピ』で知られるスウェーデン人作家、アストリッド・リンドグレンの功績を讃え、その名を記念し、児童文学を世界中で広めるために、スウェーデン政府が同年に設立しました。日本では、2005年に荒井良二さんが受賞し、話題となりました。リンドグレーン賞は、作家や画家に限らず、ストーリーテラー、読書を推進する個人や団体なども選考の対象となります。毎年、世界各国より、候補を推薦することができる団体や個人が認定され、JBBYも日本で認定されているおよそ十ある団体の一つです。